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都市型津波と河川津波の怖さ

東日本大震災津波被害であらためてクローズアップされている

 

都市型津波と河川津波

 

都市型津波は道路を水路代わりに津波が襲来するもので予測は困難

 

津波の上陸後に頑丈な建物で遮られるため津波の高さが増し速度はより速くなり被害を拡大させる津波としてデータが出てきている。

 

通常の津波だと速度が遅く時速3.6キロほどですが、一旦都市部に侵入すると、わずか数分で時速7キロ~18キロに達してしまう。

 

更に狭い路地では時速30キロ~40キロに達する津波も記録されている。

 

津波は上陸してしまえば勢いは弱まる、と考えがちですが都市部においては頑丈で高い建物に速やかに避難するのが賢明である。

 

 

一方の河川津波であるがテレビでの放映もあったためすでに理解している方も多いのでは

 

本来、「津波は来ない」と考えられていた海方向を山で遮られていた地区が河川津波により壊滅状態になってしまった。

 

各、都市部でも河川が入り組んでいる箇所はハザードマップの見直しもされています。

 

河川津波津波が河川を遡上し堤防を越えてしまい地区が水没してしまうというもの

 

河川では遮られるものがないため、地上の津波と比べ速度が早い

 

しかも海岸が近い地区では海からの津波と河川津波により避難者が逃げ場を失うことが多い。

 

更に河川のカーブの外側は水の遠心力が働き、津波が容易に堤防を越えてしまう。

 

このように自分がどのような位置に住んでいるかによっても津波の対策は千差万別

 

以前から言われている避難経路も海岸に近ければ高台まで逃げれば良いが

 

都市部では近くの頑丈で高い建物

 

河川の近くでは逃げ場を失う前の避難スピードが生死を分けるのではないだろうか。

 

 

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