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CCSを再考してみる

苫小牧CCS、経産省の一大プロジェクト。
 
経産省、日本CCS調査株式会社へCO2の道内への分布状況をメールで確認しましたが、今のところ返信はありません。
 
※ 経産省より返信がありました 2019年03月15日
 
以下にメール内容の全文を記載しています
 
 
平素より経済産業行政にご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。
先日、webページにお寄せいただいたご質問について、お答えいたします。
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苫小牧CCS実証試験は、CO2分離回収から圧入及び貯留まで一貫した国内初の大規模CCS実証試験で、経済産業省から国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)を通して日本CCS調査株式会社へ委託し事業を実施しています。

本事業では、主に苫小牧港西港区の沖合3kmの海底下約1,000mの萌別層に二酸化炭素を貯留しており、貯留された二酸化炭素は、圧入地点を中心として、水平方向約500m以内の地層範囲に存在していると考えられます。

貯留したCO2の分布範囲を調査するために、2017年に実施した三次元弾性波探査(人工的に振動を発生させ(弾性波)、地質ごとの振動の伝わり方の違いを利用して地下の構造を把握する調査)と、CO2圧入前の探査記録とを比較した結果、萌別層CO2累積圧入量約6.5万トン(2017年の探査を実施した時点)に伴う弾性波探査の変化を検出しました。
この変化はCO2貯留分布範囲を示していると考えられ、事前に実施したCO2挙動シミュレーション(CO2がどのように地層内で広がるか予測したもの)による分布予測結果と類似の傾向を示していることが分かりました。(下記URL(1)の4ページ目 図3をご覧ください。)

また、本事業の実施につきましては、既存のデータや実証試験のために実施した調査結果に基づいて、貯留層評価が行われ、萌別層には十分な貯留能力があること、直上は厚い遮へい層で覆われていることが確認されています。(下記URL(2)の3ページ目をご覧ください。)

ご不明点ございましたら、末尾のお問い合わせ先までご連絡ください。

(1)CO2貯留分布範囲を示す図(日本CCS調査株式会社のホームページより)
http://www.japanccs.com/wp/wp-content/uploads/2018/11/report_201811217.pdf 

(2)CO2を圧入する地層の断面図(日本CCS調査株式会社のホームページより)
http://www.japanccs.com/wp/wp-content/uploads/2012/12/2018-7CCSjisshoupanfu.pdf 


【お問い合わせ先】
経済産業省 産業技術環境局 地球環境連携室
連絡先  03−3501−1511 内線:3529
 
当然、苫小牧のプロジェクトなので苫小牧市内でCO2を貯留してほしいものです。
 
 
 

苫小牧CCS 圧入再開 2019/02/19

 

 アメリカ CCSを導入要件から外す 2018/12/12

 

北海道胆振東部地震 2018/09/06

 

二酸化炭素の圧入開始 苫小牧CCS 2016/04/06

 

 

CCSとは温暖化対策のプロジェクトでCO2を回収して貯留、圧入する技術のことで世界、各国から期待されている技術

 

ただ、このCCSを語るものは文章が非常に長いものやPDFで見づらいものが多く

 

あまり一般的には知られていないプロジェクトでもある。

 

と、いうよりも知らないうちにプロジェクトが組まれ勝手に着手していると言った方が早いかも知れない。

 

このCCS、温暖化対策としては効果を期待されているのですが懸念材料として地震の誘発があるそうです。

 

CCSの良さや目的はクール・ネット東京さんのホームページが一番分かりやすいように思います。

 

CCSそのものは今の日本では急務なのでしょう

 

東日本大震災以降、原発の停止から火力発電を動かしているためCO2の量も増えている

 

CO2の削減目標も各国に割り当てられているので知らないふりもできないでしょう。

 

ただCO2の削減を急ぐあまりCCSに頼り切ってはいけない

 

またCCSは実用化されていないがプロジェクトを立ち上げる場所選びは特に重要のようである。

 

実験中だから地震が起こっても仕方ない、では済まされない。

 

CO2の回収、貯留には唯一無二の技術ですが諸刃の刃でもある

 

たくさんの企業が参加しているプロジェクトだけにCO2を遮二無二埋め込むのではなく

 

地球に配慮したプロジェクトであってほしい。