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苫小牧CCS 地震への影響

この度は弊社ホームページにお問い合わせをいただきまして

ありがとうございます。

 

CCSを行う場合、事前に地層の調査や評価を行い、安定した地層を選定しさらにその地層が破壊されない条件を把握致します。

このような準備を行い、断層帯を避け、COが浸透しやすい地層(貯留層)に、地層を破壊しない条件を維持してCOを閉じ込めているので、CCSによって地震を誘発することはないと考えられております。

また、苫小牧におけるCCS実証試験においては、経済産業省による「CCS実証事業の安全な実施にあたって」および、「海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律」を踏まえて取り組んでおります。

微小振動・自然地震のモニタリングの結果、温度圧力も含めてこれまで異常データは観測されておりません。

 

ご連絡が遅くなり申し訳ございませんでした。

また、貴重なご意見をいただきありがとうございました。

よろしくお願い申し上げます。

 

日本CCS調査株式会社

 

 

北海道のエネルギーを統括している北海道道庁ではどのような対応なのでしょう

 

苫小牧CCSのパネル展が盛況だったようですが・・・

 

CCS技術に関しては北海道経済部環境・エネルギー室というところが対応部署のようです

メール本文

CCS技術と地震との因果関係については、専門的・技術的な内容であり、
苫小牧でCCSの実証実験を行っている国立研究開発法人新エネルギー・
産業技術総合開発機構(NEDO)又は事業委託先の日本CCS調査株式会社へ
お問い合わせください

 

地震との因果関係については道庁では調べてないようですね。

 

知事も新しくなり、それどころではないのか・・・

 

ただNEDOという開発機構がある、ということが分かっただけでも収穫なのかも知れません。

 

NEDOのホームページはこちら → 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

 

まぁ私どもとしては地震の懸念があるかないか、プロジェクトの見直しがあるかないかを知りたかったのですが、たらい回しにあったような、責任転嫁されたような気持ちです。

 

 

2019年6月4日 圧入停止、再開は7月下旬予定

 

って、いつまでダラダラと圧入を繰り返すのでしょう。

 

 

yahoo検索などで「苫小牧・・・」「CCS・・・」と検索すると「地震」と出てくるくらい注目度の高いキーワード

 

「いつもの地震と何か違う?」と感じながらも「自然現象かぁ」と思っていたのですが

 

前首相の鳩山さんがツイートしたことで俄然、注目度がアップした

 

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

 

北海道の苫小牧CCS

 

CO2の圧入の実験段階のハズが、まだ圧入を続けているという。

 

メディアも話題にしない、同庁ではパネル展が開かれる盛況ぶり

 

ただ、道民の方は明らかな地震の質の違いに戸惑っているのではないでしょうか。

 

完全な直下型のズドンという突き上げる地震である。

 

前回の圧入時期と地震が重なったため因果関係を懸念する方も増えているのですが、今回、5月8日に圧入を再開したという丁寧なご案内。

 

日本CCS側の言い分では・・・

 

今回の胆振東部地震で施設への影響はなくCO2漏れもありませんでした。

 

よって今回の再圧入ということになっているようですが、「何かが違う?」

 

本来、CCS技術と地震の懸念は世界の常識と言われ「場所の選定」は大事な工事のはずでは。

 

しかも苫小牧CCSの近くの厚真町では、すでに地震が発生して大きな被害が出ています。

 

であるならば、地震が多いこの時期に、わざわざCO2の圧入の再開は無理があるでしょ?と思うワケ。

 

何ゆえに、そんなに急いでCO2の圧入を急ぐのか? 実験段階でしょ?

 

と素人考えには思うのですが2020年の実用化を目指しているようです

 

実際に地震があったにも関わらず実用化です・・・

 

それに鳩山さんのツイートがデマという扱いでしたが企業側としては「信用毀損」に当たらないのか?

 

鳩山さんがCCSのデマで訴えられたというツイートもないことから、まだ信用毀損にはなっていないのでしょうね。

 

いずれにしても、地震の多いこの時期にワザワザ地盤にCO2を圧入する意味が理解できない。

 

また、反対を唱える団体やメディアの存在が皆無なのもおかしい話である。

 

アメリカではCCS絡みの訴訟もあるし韓国では地熱発電の訴訟も

 

何ゆえに日本だけ平和的に地震を享受しなければいけないのでしょう。

 

中国よりもモノが言いづらい国になってしまったのだろうか。

 

それとも原発同様「金をかけたら」二度と取り消せないプロジェクトなのだろうか。

 

不思議な国である。

 

ちなみに日本CCSのホームページでは、お問合せメールの受信障害が発生したらしい

 

それは、そうですね。

 

道民の方の不安に対して肝心の回答がどこにも載っていない。

 

追伸・・・

 

先日メールでCCSの継続について確認したところ

2019年も継続して圧入するということらしい

 

内容は以下の通り

この度は、当社ホームページにお問合せを頂きまして、
誠にありがとうございます。

苫小牧CCS実証試験事業は、経済産業省から国立研究開発法人新エネルギー・
産業技術総合開発機構(NEDO)を通して弊社に委託された事業で、
北海道苫小牧市でCCSの実証試験を行っております。 
本事業は累計30万トンのCO2圧入達成に向けて
2019年度もCO2の圧入を継続しております。 
 
大変遅くなりましたが、宜しくお願い申し上げます。
 
日本CCS調査株式会社

 

丁寧な回答に感謝します

30万トンのCO2圧入が目標になっているよです。

現在の圧入量は分かりません

残りの量も分かりません。

何だか実証試験というよりも、このまま実用化しても国民は分からないでしょうね。

 

以下のリンク先ではCCS技術に関する記事が掲載されていますので気になる方は参考にしてください。

 

CCSプロジェクトによるリスクコミュニケーション 環境科学研究所

 

国会におけるCO2地下圧入実験の審議 平成19年10月31日

 

二酸化炭素貯留に地震を引き起こすリスク、米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

日本地震工学会 ホームページ

 

natgeo.nikkeibp.co.jp